【A5サイズ・192ページ・横書】▶飛行させたいと思っているドローンは、近くの公園で飛ばせるのだろうか?許可が必要なのか?そもそも誰から許可をとらなければならないのか?戸惑っている人も多いかもしれません。▶ドローンの操縦自体は、以前よりもずっと簡単になりました。とはいえ、操縦練習は確かに必要です。ただ、操縦自体は誰か横についてもらって教えてもらわなければならないというよりも、自分でコツコツ練習を積み上げていくという類のものです。ドローンを飛行させために、さまざまな情報を知っていくと、問題となるのは、ドローンの操縦方法というより、法令や申請方法などの知識ということに徐々に気づいていきます。▶しかも、そういったことを最初に弁護士や行政書士などの専門家に依頼すれば、あとは自分でやらなくて済むというものでもなく、結局、ドローンを飛行させる本人が、常に自分の頭に入れた上で、ドローンを飛行させる必要があるのです。▶それならば、誰かに依頼するのではなく、初めから申請も手続きも自分で行おう、と考える人が多いのは自然なことです。自分だけで行えば、最初はいろいろと大変です。でも大変なのは最初だけ。いったん自分でやり方がわかってしまえば、あとは、ずっと楽になります。自分でやった方が、むしろ楽になるでしょう。▶国土交通省が公開しているドローンに関する大量の資料や、航空法や小型無人機飛行禁止法、全国の条例などの法令集には、必要とされる「全て」が載っています。しかし、それらの大量の資料や法令をただ漫然と見ているだけでは、自分にとって必要な箇所はどこなのか、結局何をどう始めればいいのか、さっぱりわからないのが普通です。いくら大量の情報が目の前にあっても、それが整理され、何をどういう順番にどのように読み進めていけばいいのかがわからなければ、情報がないのとほとんど同じになってしまいます。▶ドローンに関してまず知るべきことは、操縦技術や法律や省令の知識等を俯瞰して全体像をイメージすることです。この本はそれを目的としています。全体像さえわかれば、あとは、必要に応じて、必要なことを確認すればいいだけです。「全体像をイメージすること」は最重要ですが、実はこれが非常に難しく、詳しい人やドローンに関する講習を受けても、ある一部分だけ詳しく教えてくれる人はたくさんいても、全体像をわかりやすくイメージできるように教えてくれる人は非常に少ないのが現状です。▶でも、もう戸惑うことはありません。この本は、これからドローンを飛行させようと思っている人のための本なのですから。すでに、ドローンを飛行させている方であっても、この本には、航空法や航空法施行規則、小型無人機飛行禁止法等の最近の改正により大きく変更された内容も含んでいますので、ドローンに関連する法規制の確認を効率的に行うことができます。この本を一読すると、ドローンに関する全体のイメージをつかめることになり、自分が次に行うべき行動が明確になります。